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[I]耳鼻咽喉科

[I]耳鼻咽喉科の概要

現代の耳鼻咽喉科領域では「耳鼻咽喉科用治療用椅子」と「耳鼻咽喉科治療ユニット」、「ネブライザー」(気道内の加湿や薬液投与のための吸入療法に用いる医療機器)が“三種の神器”とされています。こうした医療機器が第二次大戦後、急激な発展を遂げました。治療用椅子はそれまでの手動式から昭和30年代には油圧式足踏みハンドルで椅子を上下するようになり、昭和40年代には油圧電動式に進歩しました。リクライニングに関しても長く手動式でしたが、昭和50年代には電動式となりました。

診断機器と治療機器をセットにした耳鼻咽喉科治療ユニットを開発したのは第二次大戦後の米国ですが、日本では昭和25年(1950年)、永島医科器械が国産初の耳鼻咽喉科治療ユニットの製造販売を開始し、次いで第一医科が昭和31年(1956年)、治療ユニットの製造販売に参入しました。

なお、国産初のネブライザーが発売されたのは昭和24年(1949年)です。