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複式両肺機能測定機器

複式両肺機能測定機器の概要
第二次大戦後の昭和22年(1947年)頃より急速に肺の手術が盛んに行われるようになり、後に閉鎖循環式麻酔器の出現とともに術式が進歩し、胸郭手術、肺切除術等が行われるようになりました。当初は術前の肺機能をより正確に知るために、左右両肺の機能を合併して測定していましたが、左右の肺機能を分離して検査する必要が出てきました。昭和23年(1948年)、東北大学抗酸菌病研究所(抗研)の鈴木千賀志教授等は泉工医科工業の青木利三郎氏に複式両機能測定装置の試作を依頼しました。青木氏は初め、クニッピング氏ガス新陳代謝測定装置の原理を応用して作りました。