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product製品詳細

電気メス(引火防止付)

でんきめすいんかぼうしつき

  • 電気メス(引火防止付)

電気メス(引火防止付)

でんきめすいんかぼうしつき

  • [R]手術室
  • 電気メス

管理番号:312

発売年:昭和34年(1959年)

製造:泉工医科工業

外形寸法:間口630mm×奥行き410mm×高さ880mm

製品説明:電気メスは高周波電流によるジュール熱を利用して皮膚や筋肉などを切開、止血を行う医療機器です。対極板を手術部位に近い対向側に当てて、十分に体表に密着させ通電すると手術部位にメス先状電極より高周波電流が流れます。手術部位にジュール熱が発生して組織の細胞内の水分を瞬時に蒸発させ、これにより組織が壊れることで切開、止血が行われます。

昭和34年(1959年)当時、電気メスから麻酔器のガスへの引火が問題になっていたことから、泉工医科工業はメス先のスパークを炭酸ガスで消す装置を内蔵することで引火を防止する電気メスを開発しました。