product製品詳細
走る手術室 TACC トヨタ号(模型)
はしるしゅじゅつしつてぃーえーしーしーとよたごうもけい
製品説明:昭和30年代の後半、日本が高度経済成長の時代に入って、交通災害をはじめとする緊急災害は激増の一途をたどるようになりました。名古屋大学の橋本義雄教授は地域医療に密着した救急医療システムを確立する以外にこれに対処する方法のないことを予見し、災害現場と地域全医療機関、血液センター、消防、警察、その他関係諸機関などを結びつける救急医療ネットワークの早急な実現を提唱しました。
救急治療車「走る手術室」は、救急車の機能を単なる搬送から大きく発展させ、搬送中にも迅速的確な初期治療、特に本格的な緊急手術を完全に行うことのできる救急手術室搭載自動車として、昭和40年に建造されました。設計は名古屋大学第一外科の榊原欣作博士が担当されました。
当資料館にはその模型が収蔵されています。