product製品詳細
血色素計(ザーリー式)
けつしきそけいざーりーしき
製品説明:血色素計(ザーリー式)は血色素(ヘモグロビン)量の目視による比色測定に用いられる器具です。スイスの医師ヘルマン・ザーリー(1856~1933年)が発明しました。褐色ガラス棒と目盛付き小試験管および支持装置で構成されます。小試験管の10目盛まで0.5%塩酸を入れ、ザーリー・ピペットを用い血液20 μlを加えて、塩酸ヘマチンが精製されるのを待ってから,蒸留水を少量ずつ加えながら混和します。色調がガラス棒と一致したのち、液面の高さに一致する目盛(%またはg/dL)を読み取ります。現在では,血色素定量にこの塩酸ヘマチン法はほとんど用いられていません。