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product製品詳細

華岡青洲手術器械(バヨネット型剪刀/レプリカ)

はなおかせいしゅうしゅじゅつきかいばよねっとがたせんとうれぷりか

  • 華岡青洲手術器械(バヨネット型剪刀/レプリカ)

華岡青洲手術器械(バヨネット型剪刀/レプリカ)

はなおかせいしゅうしゅじゅつきかいばよねっとがたせんとうれぷりか

  • [F]外科
  • 外科器具

管理番号:561

発売年:文化元年(1804年)頃

製造:不明

外形寸法:長さ125mm

製品説明:この手術器械は華岡青洲(はなおかせいしゅう)が考案したバヨネット型剪刀(レプリカ)で、乳がん摘出の際に使用されました。持ち手部分が刃の部分よりも高くなっているのが特徴です。

華岡青洲は1760年、宝暦2年、紀伊国那賀郡平山村、現在の和歌山県紀の川市西野山に生まれました。華岡家は代々医術を家業とし、父の直道も南蛮流の外科術を身につけた医師でした。青洲は朝鮮朝顔を主要とした麻酔薬を研究。完成した麻酔剤「麻沸散(まふつさん)」を使って文化元年(1804年)に世界初の全身麻酔による乳がん摘出手術を行いました。