product製品詳細
胃運動曲線描写器(小野寺、沢田氏)
いうんどうきょくせんびょうしゃきおのでらさわだし
製品説明:この製品は九州大学医学部教授の小野寺直助氏によって開発されたもので、昭和4~5年(1929~1930年)を頂点として戦前盛んに使用されました。胃運動曲線(胃収縮運動曲線)は胃のさまざまな疾患、特に胃がん、胃潰瘍の早期診断に役立つ数値であることから、これを簡単、正確に描写するために開発されたものです。小野寺氏は消化器の研究に尽力し、胃運動曲線照射法の発表により恩賜金記念賞を授与されています。この製品は昭和26年(1951年)、小野寺教室の沢田藤一郎氏の指導を受け、部品構造に手を加えて作られました。