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product製品詳細

クロロホルム吸入麻酔器(ユンカー氏/レプリカ)

くろろほるむきゅうにゅうますいきゆんかーしれぷりか

  • クロロホルム吸入麻酔器(ユンカー氏/レプリカ)

クロロホルム吸入麻酔器(ユンカー氏/レプリカ)

くろろほるむきゅうにゅうますいきゆんかーしれぷりか

  • [D]麻酔科
  • 麻酔器・麻酔用具

管理番号:723

発売年:1860年代後半

製造:不明

外形寸法:長さ200mm×直径50mm

製品説明:麻酔は薬物を神経に作用させて痛みを感じさせない状態を作り出す方法です。全身麻酔には口や鼻から麻酔薬を吸入させる吸入麻酔法と、静脈から麻酔薬を注入する静脈麻酔法の2つの方法がありますが、麻酔器を用いた世界初の全身麻酔は吸入麻酔法で行われました。

この製品はイギリスの外科医ユンカーが1867年に発明しました。ガラス瓶の中のクロロホルムに空気を注入して気化させて、患者に金属マスクで吸入させるものです。明治5年(1872年)、京都の療病院(現・京都府立医科大学)に招かれたユンカーはこの麻酔器を紹介しました。その後、日本に輸入され国産改良型も作られました。