product製品詳細
クロロホルム、エーテル混合麻酔器(ブラウン氏)
くろろほるむえーてるこんごうますいきぶらうんし
製品説明:麻酔は薬物を神経に作用させて痛みを感じさせない状態を作り出す方法です。全身麻酔には口や鼻から麻酔薬を吸入させる吸入麻酔法と、静脈から麻酔薬を注入する静脈麻酔法の2つの方法がありますが、麻酔器を用いた世界初の全身麻酔は吸入麻酔法で行われました。クロロホルムとエーテルによる破水泡は、その発見以来昭和40年代前期まで用いられていましたが、フローセン麻酔の普及に伴い、順次用いられなくなりました。その間、クロロホルム麻酔、エーテル麻酔の器械や器具が登場しました。
この製品はクロロホルムとエーテルの混合麻酔器で、明治末期には日本への輸入が開始され、京都堂坂器械店目録の明治43年初版、大正7年刊第6版に同型の製品が掲載されています。