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product製品詳細

万能手術台(ハーン式)

ばんのうしゅじゅつだいはーんしき

  • 万能手術台(ハーン式)

万能手術台(ハーン式)

ばんのうしゅじゅつだいはーんしき

  • [R]手術室
  • 外科用手術台

管理番号:149

発売年:大正時代末期~昭和初期

製造:不明

外形寸法:間口1,740mm×奥行き560mm×高さ750mm

製品説明:1910年にドイツで開発されたハーン式万能手術台の原型は4本脚、ハンドル昇降方式でした。間もなくハンドル式昇降方式が採用され、脚台も3本脚となりました。特徴は、4本あるいは3本の脚により脚台の重量化を図り、手術台の安定化を可能にしたこと、また、初めて油圧ポンプによる昇降方式を採用したことです。この製品は油圧足踏み式です。テーブルトップは頭板、背板、腰板、脚板の4分割方式で、現在の手術台の基本形と言えるものです。大正時代から昭和30年代前半までは、ハーン手術台およびその改良型の時代でした。