収蔵品について

product製品詳細

脈波計(呉・酒井式)

みゃくはけいくれさかいしき

  • 脈波計(呉・酒井式)
  • 脈波計(呉・酒井式)

脈波計(呉・酒井式)

みゃくはけいくれさかいしき

  • [A]診察(ME・身体検査)
  • 脈波計

管理番号:689

発売年:大正4年(1915年)

製造:後藤風雲堂

外形寸法:間口130mm×奥行き50mm×高さ130mm

製品説明:血管の内圧および外径は心臓の拍動に応じて変化します。これを圧変化または容積変化として観測するのが脈波で、脈波を測定する機器が脈波計です。脈波の形から心臓血管系のポンプ機能の特性や動脈硬化の程度を知ることができ、循環器の精密検査に採用されています。

この製品は空気伝導式の脈波計で、東京帝国大学の呉健教授が欧州の脈波計を参考に開発したものです。それまで日本には脈波計がなく、呉・酒井式脈波計は国内で広く使われました。