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product製品詳細

胃腸縫合器(ペッツ氏)

いちょうほうごうきぺっつし

  • 胃腸縫合器(ペッツ氏)
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胃腸縫合器(ペッツ氏)

いちょうほうごうきぺっつし

  • [F]外科
  • 外科器具

管理番号:752

発売年:不明

製造:市河思誠堂

外形寸法:間口420mm×奥行き130mm×高さ140mm(ケース寸法)

製品説明:外科で臓器などの断端閉鎖術を行う場合、手技によりメス等で切った断端を針と糸でつなぎますが、手技の代わりに縫合を外科器具で行うのが自動縫合器です。自動縫合器はホチキスのような形をしており、これで臓器の組織を挟みハンドルを引くなどの手動操作によりステープルと切断用ナイフが同時に作動し、縫合と切断を同時に行う仕組みです。

ペッツ氏はハンガリーの外科医で、1924年、世界で初めて「胃断端縫合器」を開発し実用化しました。これを参考に昭和6~7年(1931~1932年)頃から国内での製造が始まり、広く普及して、特に胃体部横切離に多く使用されました。