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product製品詳細

医きゅう

いきゅう

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医きゅう

いきゅう

  • [Z]その他

管理番号:211

発売年:明治27~28年(1894~1895年)

製造:不明

外形寸法:間口780mm×奥行き420mm×高さ480mm

製品説明:日清戦争(明治27~28年、1894~1895年)で朝鮮の仁川および平壌に設置された日本赤十字社戦時第一病院で使用したものです。医きゅうの「きゅう」は本来、「木へんに及」と書きますが中国の文字で日本にはありません。その意味は英語の「パ二ール」で「馬に背負わせる一対の籠」です。「医きゅう」は医薬品や各種検査器材、手術用器材などけがや病気の治療に必要なものを全て収めて、軍馬に背負わせて隊とともに移動する手術セットのことです。第二次大戦の終戦までこの名前が使用され、戦後、陸上自衛隊になってから「野外手術セット1号」と名称変更しました。